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土地家屋調査士 上原敏市のブログ
by tu_sro
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1本目  隙間5cm深さ20cmの場所にコンクリート杭発見!

今日から新コーナー「境界標の上にも3年」(境界標と書いてイシと読みます。)が始まります。

土地家屋調査士が確定測量の作業を行う際にはまず、現地にて境界標の有無を確認する必要があります。

この「境界標探し」の作業は、土地の値段の高い都内では境界標が接近した建物と建物の間やブロック塀の間など非常にわかりにくい場所にあることが多く、地中に埋まっている場合も多いので、腹ばいになりながらタガネとハンマーを振るって手作業で境界標を探すということもしばしばあります。

境界標を傷つけないよう考古学者なみの神経を使い、なおかつ無理な姿勢での力作業は体力と勘と根気強さが要求されます。

このコーナーではそんな「境界標探し」の作業の末に無事発見することができた様々な境界標の様子を皆様にご紹介していきます。

第1回目はブロック塀とL字溝のわずか5センチ間に埋設されたコンクリート杭(十字杭)の様子をご紹介します。


壁とL字溝の間に埋設されたコンクリート杭(十字杭)


1本目  隙間5cm深さ20cmの場所にコンクリート杭発見!_f0005428_15565915.jpg
この杭はタガネとハンマーで上部のモルタルを剥した後に細いバールで杭の表面を傷つけないよう感触をたよりにデリケートに探し、ようやく発見したものです。
この土地は昭和30年代に分譲された土地であるため、分割用の境界杭埋設⇒道路舗装(L字溝設置)⇒ブロック塀設置の順に構造物ができているためこのようなわかりにくい場所に境界杭があるのです。




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by tu_sro | 2006-08-08 23:07 | 境界標の上にも3年
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