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着脱式1素子プリズム購入
今日はかねてから発注してあった着脱式1素子プリズムが事務所に納品されました。
以前ご紹介したトータルステーションとミニプリズムがあれば、基本的な測量はできるのですが、より広範囲に、効率よく測量するにはやはり着脱式1素子プリズムの存在は欠かせません。 この着脱式1素子プリズムがミニプリズムに比べて勝っている点は、 ①ターゲット板が大きいので、遠くの目的物でもはっきり視準できる。 ②上部が取り外せて、トータルステーションとの入れ替えが可能であるため、観測する地点の移動が楽である。 の2点です。 上記①については、写真を見ればお分かりいただけると思いますが、上記②については、以下にわかりやすくご説明いたします。 例えば、広大な敷地のうち、100m離れたA地点とB地点で、現地の状況を測量するとします。 この場合、まずはにA地点にトータルステーションを据えて ↓【A地点のトータルステーション】↓ B地点の機械点を観測し、 ↓【B地点の1素子プリズム】↓ 次に100m離れた場所にあるB地点までトータルステーションと三脚を運ぶ、据える。 ↓ B地点の1素子プリズムと三脚をA地点まで運ぶ、据える。 ↓ B地点のトータルステーションからA地点の1素子プリズムを観測する。 このような作業を行い、A、B両機械点で測量した点を結び付ける必要があります。 この作業の際に着脱式の1素子プリズムが無い場合には、トータルステーションと三脚、1素子プリズムと三脚とをかついで、AB間を1往復半しなけらばなりません。 しかし、この着脱式のプリズムの場合だと、トータルステーションの上部とプリズムの上部を取り外して入れ替えることができるので、三脚は据えたまま、上部のみを持ち運びすればよく、機械を据えなおす必要もありません。 ↓【B地点のプリズム】↓ ↓【上部をはずして】↓ ↓【A地点のトータルステーション上部を装着】↓ 一見たいしたこと無いように見えますが、AB両地点が、平坦な場所でなく、起伏の激しい地形などの場合には、測量作業のスピードアップと消費体力の節約に非常に有効です。 長い文章でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。 以上、着脱式1素子プリズムの説明でした。 こちらをクリックするとホームページにとびます。↓ 【上原登記測量事務所のホームページ入り口】
by tu_sro
| 2006-10-07 17:12
| 機材について
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